おつかれちゃんです♪おいおい、お兄さん!ピース又吉直樹が気になる!という話。
日頃より又吉直樹をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。芥川賞は格別のご愛顧を賜り、直木賞としてより一層の小説家を目指して精進していきたいとピースも申しております。
そこへ既にある程度の知名度と好感度も悪くないお笑い芸人ピース又吉が小説を書いたというではないですか!話題性も高く申し分ない内容。それだけでなく結構面白い。
でも、昨今の小説業界、いや出版業界全体がインターネットの普及に伴い衰退している状況になりつつあります。
小説を出した時点で話題沸騰だったわけですが、これで更に売上が伸びそうですね!でもこれにはある深い理由があるというのです。
元々新人に与える賞だったのですが、最近では直木賞の方はちょっと趣が変わってきている様子です。現役の作家が選ばれることが多くなっています。
業界がこれに目をつけない訳がありません。何としても賞を獲らせて小説業界に活気をつけようという腹積もりなわけです。そこで担がれたのが又吉だったというわけ。
年に2回選出される芥川賞と直木賞ですが、当然本の売り上げを伸ばす役割を担っているわけです。
芥川賞と直木賞は小説界の中でもトップクラスの栄誉ある賞。一度獲ればその作家は一生涯○○賞作家と呼ばれることになります。ま、一度しか獲れないんですがw
[引用]
ひとつの危惧がある。この小説家・又吉の成功が、お笑い芸人としての又吉を終わらせてしまうのではないか、という危惧だ。
ビートたけしがかつて「お笑いとは絶対につかまらない運動のことである」と語ったことがあるが、あらゆる表現のなかで、お笑いはもっとも速度の速いもの、スピードのあるものだ。つねに価値観を相対化し、転倒させなくてはいけない上、反射神経も求められる。
軽い存在であり続けることが必要なのに、権威化し、人に気を遣われる存在になると、途端におもしろくなくなってしまう。小説や映画という別の表現に手を出すと、スタティックになって、お笑い芸人としては終わってしまうのではないか。
[litera]
そして二つの賞はダブル受賞するなんてこともできません。どっちか一つを獲得するともう一方の選考にはノミネートされない仕組みなんですね。
でもこんな名誉ある賞を受賞してしまい、又吉自身はお笑い芸人として大丈夫なのか?そんな心配の声も多数聞こえてきています。
いやいや、おめでとうございます。お笑い芸人であるはずのピース又吉さんの小説「火花」が芥川賞を受賞しちゃいました!これは快挙です。
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